フィリピンアンヘレスでキャッシュレス診療
去年3か月間、フィリピンのクラーク(マニラから車で2時間)に英語を勉強に行きました。
「絶対元気でいる!」と決め込み、楽天カードに付帯している保険だけで行きました。(なんと無謀な…!)
結果、軽い風邪に数回かかりましたが、幸い病院へ行くほどではありませんでした。
カタコト英語で病院の付き添いをした経験
週末一緒に行動することが多かった日本人の友人が、外出先で脳震盪を起こして突然倒れてしまいました。慌てて近くの警備員さんにSOSして、担架で救護室に運んでもらい、その施設の医師の勧めで病院へ行くことになりました。
学校の責任者と合流してから、行った先は、AUF・アンヘレス大学病院(→http://www.aufmc.org/)
救急フロアに運ばれて、まず感じたこと。こちらの心配をよそに医師・看護師の笑い声が聞こえてきますw 日本の病院じゃ考えられない陽気さよ~! 更に日本との違いは…
- お金を払ってからでないと、診療が受けられない。
- 医師を指名できる。
学校の責任者に立て替えてもらってから、問診、一緒にいたわたしへの問診、脳の検査等が始まりました。
幸い友人の検査結果に問題はなかったんですが、脳に関わることで不安があったため大事を取って1日入院することになりました。普段は英語をポンポンとしゃべれる友人がボンヤリとして、日本語でさえもあまりしゃべれないことがとても心配でしたので、わたしも1晩一緒におりました。
時間がたつにつれ意識がハッキリとしてきて、翌朝にはほとんど元気になっていて本当に良かった。わたしも付き添いとして、翌日も1日学校を休ませていただきました。
日本人常駐ヘルプデスクとキャッシュレス診療
友人が加入していた保険会社はキャッシュレス対象外でしたので、現金で支払い、領収書等を日本に持ち帰ってから保険会社から支払ってもらうという手順になりました。この病院には日本人のスタッフがいらっしゃいました。医師とのやりとり、お金に関すること、手続き全般、本当に助かりました…。
もしいらっしゃらなかったら、どの書類をもらったらいいのか、これは何の検査なのか?いちいち何度も聞かなくては理解できなかったと思います。
*留学のサイトから画像をいただきました。m(_ _)m
個室に電話があって、何かあればジャパニーズヘルプデスクに内線をかけることができました。ナースセンターもすぐそばにあり、テレビもあり、付き添い者が仮眠できるソファもあり、シャワーもあり、申し分のない部屋でした。
*病院内のコンビニに軽食や歯ブラシなど売ってました。カフェも教会もありましたよ~。
*仮眠したソファ。隣の建物にジョリビーがありました。
そろそろ帰るときに、ついでに日本人スタッフに尋ねてみました。「わたしの楽天の付帯保険でもキャッシュレスで受けられるんですか?」
スタッフさんは「ちょっとカード貸してね」と持って行って調べてくれました。結果はOKでした。既に何度か風邪をひいて勝手に治癒してたけど、それまで知らなかったです。
キャッシュレス診療の手順について詳しく書かれたブログを見つけました。(→☆実体験!!キャッシュレス診察 フィリピン留学中にもし体調を崩したら…?☆)
病気や怪我がないに越したことはないですが、キャッシュレス診療の便利さを実感しました。
※掲載の内容は2014年時点のものです。