エージェントへ面談に行って、恥ずかしいところを見られたの巻。
「国名＋就職」等で検索するとたくさん出てきます、人材紹介エージェントさん。数社登録しまして、下見旅行へ。今回はそのうちの何社かと、実際にお会いして面談していただくことになりました。いくら履歴書を送っていても、メールやSkypeをしても、実際にお会いして人となりを見ていただくのにはかないません。
ぼったくりバイタクにひっかかる
あらかじめGoogleマップのお気に入りにしていた場所まで徒歩で移動。タクシーで行けばいいのですが、時間的余裕があったことと、町並みを見て歩くのが好きなので徒歩で。
30分程時間を残したところで、迷子になってしまいました。ここだと思っていた場所には旅行会社の窓口がありました。日本語の貼り紙があります。ちょっと入ってみましょう。（※これが間違いでした）
カウンターにいるお姉さんに英語で「この場所に行きたいんだけど、迷ってる」と話しかけました。そしたら「すごく遠い。歩いていけないからタクシーで行きなさい」と。まじか…！あさっての方向に来てしまったのか！軽くショックを受けながら、そこを後にしました。
出た瞬間、日本語で話しかけてくるバイクタクシーのおじさん。「どこいくの？」…怪しいと思いました。すごく怪しい…。無視を決め込み、タクシーを探そうと思ったところで、畳みかけるように日本語で話しかけてくるので、とりあえず住所を見せてしまいました。「ここ、知ってる？」
「オーケーオーケー！これを見て！」と日本語がびっしり書かれた小さなノートを見せられました。そのノートには日本人観光客のコメントが書かれたもの。「最初怪しいと思ったけど、観光案内してもらってすごく楽しかった！」等々書かれていました。（いや、これは無理やり書かせたな？）
わたしは観光目的じゃないことを伝えて、この住所に行きたいと話したら「3ドルで」連れてってくれるとのこと。3ドルならいいかな～と思って、おじさんの後ろへ乗りました。
通りは合っていたようで、その通りを何度か往復。「バイク気持ちいいでしょー？」とおじさん「うん。涼しいねー」と。おじさんはその間、ラッスンゴレライのモノマネして歌ってくれた。営業熱心なひとだなーと感心した。ぐるぐるーっと回ってちょっと楽しかったけど、全然着かない。「観光案内するけど、どう？」を繰り返すけど、「いいね。でもわたしはその住所に行きたいの」を3度くらい繰り返す。
「わたし10時に約束してるんだけど」と伝えて、もう一度住所を見てもらう。そしたら、元の場所に戻ってきたよ！うそ！意味がわからない！どうやら逆方向だった模様。少し走ったら、目的地に着きました。
バイクを降りて、3ドルだったよね？と払おうとすると、見たことない料金表を出して「10万ドンだ」と言う。ハァ？ここからおじさんとのバトルスタートです。
- （おじさん）ぐるぐる回って観光案内したから10万ドンだ！ → （わたし）最初に住所を見せた！3ドルだと言った！
- だけどあっち行ってこっち行ったじゃないか！ → いや、わたしはそんなの必要ない！ここに来たかったんだ！
- だけど往復したから6ドルだ！ → あなたが間違えたんじゃないか！往復じゃないよ！
- 6ドルだ！ → 50000ドンしかない。大きい紙幣しかないけど釣銭ある？
- ない！自分は貧乏なんだ！この大きい紙幣よこせ → 近くにコンビニもないしなぁ。ないなら5万ドンとあとは細かい紙幣しかないよ！
そこで彼は諦めて、5万ドンを受け取って、捨て台詞を吐いて去っていきました。ふう。
（一度渡した大きな紙幣を奪って逃げたりはしなかったので、ボッタクリだけど強盗程悪い人でもないのね。）
どうやら一部始終見られていました
時計を見ると、約束の時間を2分すぎてる…。気持ちを落ち着けてエージェント訪問へ。
担当の方とご挨拶が済んで、雑談に入りかけたところ「今日の交通手段は何でいらっしゃいました？」と聞かれました。「えっっと、実は…バイクタクシーにうっかり乗ってしまって、カクカクシカジカ。」とお話したところ、「あ、やはりびーるさんだったんですね。日本人がバイタクと言い争ってるみたいだってスタッフが言ってて」と。必死だったので見られていたことには全く気づきませんでした。
タクシーに乗ればおそらく半額くらいだったと思います。失敗も経験なり。この後はちゃんとビナサンかマイリンタクシーに乗るようにしました。
帰りに歩いてみたら、元の迷った場所からは徒歩3分ほどでした。この失敗を経て、通り名＋番地の読み方を覚えました。片側が奇数、片側が偶数の番地で、昇降の向きが決まってて、タイのSoiと一緒なんですね。
皆さんも日本語を操るバイタクにはお気を付けください。
エージェント訪問の際にはカジュアルな服装でお邪魔しました。
ブラウス＋タンク＋ユニクロのスマートパンツ＋スニーカー。
金ラメが顔映りよく見せてくれるのでお気に入りです。白いシャツ用にさし色も持ってます。サイズは小さ目で、インナーにはちょうど良いです。
滞在中気になったこと、ベトナムっ子は黒い服を着てなかったな～。縁起悪いのかな？今日はファッションブロガーさんの真似事をしてみました！
